近くて遠くて遠くて近い サーチ管理人の素顔に迫る「接続行者」
八満とシアンです。1人だか2人だかよくわからないような名前ですが、それがいいと思っています。
駄文同盟.comという検索サイトを管理しています。 『同盟』という名前なのにジャンルは同盟ではありませんが、これだけはよく申し訳ない誤解を生んでしまっているので、ほんのり反省しています。
駄文同盟が本当に『同盟』だった頃(2002年6月)から数えると8年目です。当時はピッカピカの高校生でした。
いまのような検索サイトスタイルになり、名前に『.com』がついた時点(2004年11月?)からだと6年目です。思えば遠くへきたもんだ……。
いろいろな慕情があって生まれた駄文同盟.comですが、3つにまとめると 『1. 気ままで気まぐれなサイトが登録できる検索エンジンがなかったから』 『2. 検索という行為そのものを楽しめる検索エンジンがなかったから』 『3. 紋切り型(Yomi-Search色100%)な検索エンジンばかりだったから』。 あ、後づけじゃないんだからね!
単に暇をもてあましていたからという事情が大前提としてあったのは、また別の話。
と、まぁ"ないなら自分で作ればいいじゃん"という後先の苦労をまるで考えない幸せなお脳のおかげで現在の駄文同盟.comがあり、 現在の僕のこのザマがあります。ゆっくりしていってね!!!!
いろいろな方から感想や意見をもらえることです。 自分の好きなことを好きなようにやっているだけで自分以外の人の"何か"を(少しでも)動かすことができるなんて……これほど嬉しいことはありません。 まさにいまこうしてこの企画にお呼ばれしていることも、僕には光栄であり幸せなことです。
また、いろいろな経験ができたことも良かったです。 サイトを作成するという活動のおかげでプログラミングや画像いじりが趣味になりましたし、 コンテストや企画モノをいくつかやっていくなかで『主宰』の難しさも知ることができました。 人生(のおもにあまりメジャーではない部分など)を学べた、そう思います。
1日が24時間では足りなくなりました。 学生・社会人としての生活を送りつつ、かつマンガもゲームもアニメも同人誌もニコニコ動画もたしなみつつ、となるとどう考えても24時間では足りない計算に。
おまけに検索サイトをやっているためか面白そうなネタが時折思い出したかのように脳内からあふれ出てくるので、 それをいかにして形にするかも僕の計画性(のなさ)の見せ所。大抵はメモのなかで眠っていますね……あああ。 自分の時間の管理がこの8年間ひっきりなしにつきまとう悩みです。
あとは…… 数値で現れてくるサイトの容量不足や負荷の問題、どうにもならないプログラミングとデザイン実現の限界、 『503 Server Error』が脳裏から消え去る日はありませんし、 どうすれば"スゲェ"と言ってもらえるかで睡眠が削られない日もありません。
良くも悪くも『駄文同盟.com』がライフスタイルに組み込まれてしまっているので、人生の舵取りが大きく左右されてしまうといういまの自分が実に困りモノです。
『サーチで扱っているテーマ』の幅が広すぎて、というより実質的に"世の中の面白いこと全部"なのでどれに絞るか迷います。 マンガ、ゲーム、アニメ、どれも僕の人生です。 好きな街は秋葉原です。とらのあなで1週間くらいなら飲まず食わずでいられそうな気がします。 聞かれていないことを答えてみました。
さておき、とりわけ興味が伸びている分野といえば『同人音楽』です。 昔はArrange Streamさんやmuzieくらいしか発掘の場がありませんでしたが、 いまはニコニコ動画やMy Space、ピアプロと、巡るべき場所が飛躍的に増えました。
検索サイトの管理人として個別の方の名前を出すのは不適当かもしれませんが、 『匿名希望の東京都在住』というサークルを是非この場で倍プッシュしておきたく思います(※ちなみに駄文同盟.comとは関係も面識もありません)。 中の方である杏あめさんはVOCALOIDのプロデューサーとして曲を発表しておきながら、 皮肉にも『Another version』として収録している自身の歌があまりにも上手いので"VOCALOIDは所詮機械"論をブチあげてしまうという…… この素晴らしきアンチテーゼっぷりといったら……!!
検索サイトとしての最大の使命はこういった『野生のプロ』や『謎の技術』、あるいは『方向を間違えた努力』を 少しでも多くの人にお届けできるかだと僕は考えています。 かっこつけてまとめてみました!!
"人はなぜ二郎を食べたくなるのか"
あれはぜってー何かあるにちげぇねぇですよ。
なんなら"息を吸ってはくこと"も創作活動としてとらえている当方ですので、 そういった意味では毎日あらゆる瞬間が創作活動です、が、 そんな答えはいらないんですよねそうですよね。
僕としてはサイトづくりそのものが創作活動です。 "原画以外は自家生産"がモットーなので、 文章はもちろん画像素材も絵師さんから最初にいただくpsdデータ以外のすべてを自分でつくっています。 プログラムも入力支援なしの100%手打ちなので、なんとなく職人ぶったりしています。 効率と労力対効果は間違いなく悪いですが、趣味としてやらないサイトづくり(や管理・運営もろもろ)はつまらないと思うので、 そこにはこだわりを持っています。 あとは"クォリティ低すぎるよ駄目だこいつ早く何とかしないと"と言われないよう……がんばる……だけです……っ!!
余談ですが、僕の机には中学生の頃に買ったGペンの余りとゲスト寄稿した文芸部の小説雑誌が入っています。 ちょっとまだ諦めきれない社会人レールまっしぐらの俺がそこかしこにいますよ。
伝・自画像。
開店休業中 ⇒ TRASH-NEWS。いわゆる休閑地みたいな。そして今月も払われていくサーバー代。
あと強いて挙げれば4月のアレの数々(2007年 | 2008年 | 2009年)。 あ……あと同人部計画もよろしくお願いいたします。
可能な限り続けます。
閉鎖するとしたら誰かに猛烈に怒られるか海外出張で僻地に飛ばされるかGoogleが萌えを理解するか、 そのくらいの重大な事態に陥ったときです。
言葉にできません。
というありがちな一言なんかでは何の足しにもならないほどお世話になっております!!
一緒に、いきましょう!
きっともっと面白いです。
DAIさんがこれまでX-rated searchを運営してきたなかで一番嬉しかったことは何でしょうか!!
何年も前に表紙や企画でお世話になった作家さんが、商業ベースで活躍されているのに気付いた時でしょうか。初単行本の宣伝をさせていただくのは、いつも本当に嬉しいです。(高橋大与)
ご清聴いただきまして、ありがとうございました。
続きもウェブで!
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