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拘りの人の拘りを聞く「拘りの鉄」
「妖怪」
第63回 「妖怪」 ささくれコケシ氏









〜妖怪について何気に語ります〜ます〜

　はじめに　

はじめまして、ささくれコケシと申します。
今回、DAI様に素敵なテーマを頂き
僭越ながら”妖怪”について語らせて頂く事になりました。

とは、言え…妖怪の事を全て知り尽くしているとか
そういう訳ではなく
あくまで私個人の”妖怪”についての思いを語らせて
頂く次第です。

もし、宜しければ読んで見て下さると嬉しい限りです。
では興味を持たれた方…どうか最後までお付き合い下さい。
宜しくお願い致します。


　妖怪って何なのさ　　

「妖怪は日本で伝承される民間信仰において
人間の理解を超える奇怪で異常な現象や、あるいはそれらを起こす
不可思議な力を持つ非日常的な存在のこと。
妖（あやかし）または物の怪（もののけ）、魔物（まもの）とも呼ばれる。」

…と、ウィキぺディアには記されております。
私が、妖怪に惹かれた理由は確かにそう言った
不可思議な何かが持つ魅力を感じたからです。

そして、妖怪は人が造り出した最も近い存在であるとも思っています。

例えばモグラとかも
実は人の見ていない何処かでそっと変化して
その辺をちょこちょこ歩いてるかもしれません

何かの気配を感じたら
ふっと振り返って見て下さい。
其処に貴方の見たことの無い妖怪が…
じっとコッチをみているかも！！


　何故・創作妖怪なのさ　

妖怪は人の造り出した最も近い存在ではないかと
先程も言いましたが

やはり自由に造れる楽しさ
美しくもなったり老婆や物、動物、虫、魚…等等

妖怪の世界は幅が広いのです。
其処に想像力を膨らませて描く楽しさ
これが私の創作妖怪を造る経緯なのです。


　どうしても譲れないのさ　

私は妖怪の世界をエロスと絡ませて描いております。
勿論そのまま描いても色っぽいと思っているのですが

そこはかと無い色気を感じているので
漫画やイラストがエロスと結びつけて
描き易いのです。

昔話でも男女の色濃い沙汰
時には女同士・男同士の事情を
怨念や執念、愛憎に結び付けて妖にしてしまう
話も多多あります。

妖怪とエロスはきっと
人間に性欲があるように
切っても切れない何かがあるのでは？

私の譲れない部分は
要するに「妖怪にはエロは憑き物だ！！」と言う事です


　妖怪を楽しんで　

私の妖怪の楽しみ方に、もう一つ
”変化”と言うのがあります。

妖怪変化とか聞いた事がある方もいらっしゃると思いますが
例を上げると
世間では嫌われているムカデとかも
妖怪変化にするとそれは艶っぽい美女だったり

逆に美しい花魁が
急に眼光鋭い猫又に変化したり
自在に変れるワケです。

自分がもし妖怪だったら
こんな妖怪になってみたい等と想像してみたり…
そんな風にして妖怪を楽しんでみて下さい。

●梅の木の妖怪・朔夜梅姫●

↓変化前

↓変化後


　ありがとうございました！！　

さて、ささくれの勝手な妖怪の妄想論を読んで頂き
真に有難うございました。

短い様な長い様な不可思議な文では
ございましたが、
私はあまり文章が得意ではないので
自分の考えてる事を文にするのは下手糞なもんで（苦笑）

それでも最後までお付き合い下さった皆様と
この様な素晴らしい企画に呼んで下さった
ＤＡI様に心より御礼申し上げて
終わりにしたいと思います。


コケシの妖怪変化↓

＜ささくれ　コケシ　より＞



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