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拘りの人の拘りを聞く「拘りの鉄」
『男ふたなり』
第69回 「男ふたなり」 サッカリン氏



皆様こんにちは、この度、『男ふたなり』について書かせていただくことになりました人工甘味料 サッカリンと申します。
このような由緒ある企画にお誘いいただけて光栄のみぎりです!!!




『男ふたなり』とはあまり聞きなれないジャンルかもしれません
私は、『男性でありながら女性外性器・内性器を備えた人』というコンセプトでやっております。
ゆえに骨格や筋肉のつき方などは多分に男らしく、乳房のふくらみなどもないのですが、
陰茎の下部には膣があり、また臓器として子宮・卵巣を有しています。
女性の肉体に男性器がついた、いわゆる男性向けの『ふたなり』とは正反対ですね。

クリトリスとペニスをわけるかどうかは人それぞれだと思いますが、
私はペニス=クリトリスということにしています。




なんといっても、男女両性器を供えるがゆえに苦悩し、また受難する姿でしょう。
そこに『男ふたなり』の萌えがあると思います。

男ふたなり君は元来『男性』であるがために、自分の身体が性の対象、
或いは実験材料として看做されることが悔しくてたまらず、
必死で「オレは男なんだ!女じゃない」と訴えるわけですが、
周りは彼を『男性』とは認めず、物珍しい動物でも見るような目を向けるのみです。


突如として生理が始まり、戸惑う男ふたなり君。
これまで男性と信じて疑わなかったのに、いきなり異性としての現象に見舞われたら誰だって吃驚するでしょうね。

 
捕らわれた男ふたなり君は、指や器具で両性器を弄ばれます。
最初は女性器をいじられて痛みを覚えていたものの、それは次第に快楽へと変わっていきます。


   
女性器を刺激されるうちに、ペニスが勃起していきます。
心の中は『男なのに、女性器を弄られて感じるなんて…』と、悔しさで一杯なのでしょう。


 
同性であるはずの男にレイプされそうになったり、その子供を孕まされてもなおレイプされたり…。
彼がいくら抗おうとも、身体の半分が女性となった今、もはや『男性』の力には敵わないのかもしれません。


またある時は、非道な医師により強制受胎手術を受けさせられ、妊娠・出産に至るのでした…。

『男ふたなり』の場合、完全に女性化してしまうのではなく、あくまでも基本は男性です。
よって肉体的にも精神的にも、男らしさを残しているというのがポイント(?)だと思っています。

もちろん、こんな救いのない話のみならず、好きな人(男女問わず)とイチャイチャしているシーンも好きなのですが、
こんな身体を持った人もあまりいないと思うので、医師に拉致監禁されモルモットとなり、
性感度の実験や受胎手術を強要させられたりするシチュエーションに惹かれます。



私個人としましては、こういう話を2002年ごろからしつこく書き続けていて、
九龍膠花 〜カオルーンフラワー〜』という香港ネタ&男ふたなり小説をウェブ上で連載しています。

元々はちゃんとした男性だった主人公が、次第に両性具有の身体へと変化し、
そのため色々な変態さんたちにつけ回されたり、いやらしい人体実験を強制させられたりという
香港三級エロチックホラー映画のようなお話です。




こだわりの部分と致しましては、男性としての自我を持ちながら、女性器を弄くられて否応なく反応してしまう身体に戸惑いつつ、
ある部分では異性としての部分もわずかに芽生えてきたのか、 同性であるはずの友達や上司を好きになってしまったり…。
そんなジレンマに苦しむ姿を細かく表現できるように努めています。




今回は、このような発表の場を与えてくださった18禁サイト検索サイトの最大手『X-Rated Search』管理人の DAI 様に
心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました!

『男ふたなり』というジャンルはその特殊性ゆえに異端視されることが多いかとは思いますが、
これからも活動していきたいと思います!





人工甘味料 サッカリン(香港在住)

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